美容室の経理【2019年増税対応】ポイントは軽減税率+インボイス方式

salon/経営

2019年の消費税増税に伴う制度改革。

はっきりいって「難しい・・・。」

小さな美容院を営んでいる僕が知っておくべきポイントはどこにあるんだろう?

 

✔この記事の内容

・消費税増税で何がどうなるの?

・そもそも消費税って何?

・消費税増税って言うけど何をすればいい?

・軽減税率制度がはじまる!

・区分記載請求書保存方式とは?

・キャッシュレス決済のポイント還元が話題

・価格表示方法に注意

・適格請求書保存方式(インボイス方式)について

 

この記事を執筆している僕「peke」は美容室を経営して2年目になりサロン経営を安定させることに成功しています。

 

そんな僕が2019年10月から行われる消費税増税について、美容室経営(個人オーナー)が抑えておくべきポイントについてできるだけわかりやすく記載していきます。

 

スポンサーリンク

 

消費税増税で何がどうなるの?

2019年10月からの消費税増税について、何がどうなるのか。

 

美容室経営のにおいて抑えておくポイントについて記載していきます。

 

  • 駆け込みのお客様への対応
  • 消費税増税
  • 軽減税率制度がスタート
  • 区分記載請求書等保存方式の開始
  • キャッシュレスポイント還元の開始(2020年10月1日~6月30日まで)
  • 税抜き価格による表示の終了
  • 免税事業者からの仕入れにかかる消費税は控除不可

 

2019年消費税増税に伴う「変わる」ポイントを押さえておきましょう。

 

スポンサーリンク

 

・そもそも消費税って何?

地球, スペース, 図, 青, 惑星, 環境, 生態系, 態度, ソル

消費税とは、消費税法で課税対象と定められた取引を行ったときに課税される税金です。

 

消費税は消費者が、事業者を通して納付するというのが仕組化されています。

 

下の図で流通の際に発生する消費税を見ていきたいと思います。

 

原料会社 ヘアケア会社 問屋 美容院 お客様
売値 10,000円 40,000円 60,000円 100,000円
消費税10% 1,000円 4,000円 6,000円 10,000円
仕入れ値 10,000円 40,000円 60,000円 100,000円
仕入れ消費税 1,000円 4,000円 6,000円 10,000円
納付税 1,000円 3,000円 2,000円 4,000円

 

上の図を見てわかる通り、最終消費者となる方が負担した消費税と同じ額が納付されるという仕組みになっています。

 

消費税10%の内訳は国税が7.8%で地方税が2.2.%となっています。

 

消費税を納付しなくてもいい事業者とは?

条件を見ていきたいと思います。

条件1.年度前の税抜売上げが1000万円を超えていない

条件2.前年の1月1日から6月30日の税抜売上げor給与支払額が1000万円を超えていない

条件3.事業年度開始日の資本金or出資金額が1000万円以下

条件4.消費税課税事業者選択届出書を提出していない

条件5.納税義務の免除の特例の例外措置で課税対象とならない

以上の条件をすべて満たしていれば免税事業者となります。

 

逆にどれかの条件に当てはまらない方は課税事業者となります。

 

スポンサーリンク

 

・消費税増税って言うけど何をすればいい?

手, 疑問, 疑問点, 疑念, 悩み, 心配, アイディア, 考える, はてな

 

消費税増税のポイントとして考えられるのは2019年9月の駆け込み需要が多かったことから起こる、10月になって予約が取りづらくなるという所ではないでしょうか。

 

このことから、10月以降にお客様に対して何かセールを行うという事、お店によっては仕組みや料金を調節していくことが必要不可欠です。

 

セールを行う際に注意しなければならないのが、表記の問題。

 

いくつか禁止されているワードなどもあるようなので確認しておきましょう。

 

表示がOKな例
  • 家系応援セール
  • 10月から10%値引き
  • 10月から2%分のポイント付与
  • 生活応援セール
  • 本体価格を値下げします

このこのように増税との繋がりがないような表記はOKだとされています。

 

表示がNGな例
  • 消費税を店側が負担するというような表記
  • 消費税は転嫁しないという表記
  • 消費税を還元するといった表記

このように消費税を転嫁しないと表記したりするのはNGなようです。

 

スポンサーリンク

 

・軽減税率制度がはじまる!

チェックリスト, チェック, 考える, 調べる, 診断, 疑問, 悩む, 確認

テレビや雑誌でも特に取り上げられている軽減税率について、美容室経営でポイントとなる部分を見ていきましょう。

 

軽減税率は、特定の品目の課税率を低く設定するといった制度ですね。

 

サロンにもよりますが、例えばサプリや健康食品をと販売している、もしくはドリンク類を有料で販売していてテイクアウトできる場合などは対応が必要です。

 

軽減税理対象の品目を扱っている場合は複数税率が出力できるレジが必要となります。

 

経理の面ではドリンク類の仕入れや、食品を経費計上する際には複数税率の処理が必須です。

 

スポンサーリンク

・区分記載請求書保存方式とは?

疑問, 不明, 秘密, はてな, 猫, 漫画, クエスチョン

軽減税率対象の物の仕入れ、もしくは売り上げは「税率ごとの区分」を追加の請求書等の“発行と受領と保存”そして記帳をしなければなりません。

 

請求書と領収書

これまでの請求書と領収書はこれでOKだった!

  • 請求書・領収書発行者(受領者)の氏名もしくは名称
  • 取引の年月日
  • 取引の中身
  • 値段

 

これからのの請求書と領収書は?

  • 軽減税率の対象品目を記載
  • 税率ごとに合計した値段の記載

 

このようにプラスの記載が増えるということになります。

 

記帳についても変更点が!

請求書の控え、受領した請求書などを記帳する際に標準税率対象品目と軽減税率対象品目を分けて記入しなければならなくなります。

 

摘要については「食料品」というのが見分けがつくように記載する必要があります。

 

スポンサーリンク

 

・キャッシュレス決済のポイント還元が話題

お金, ドル, 雨が降ってください, 落下, 金, チケット, キャッシュ

2019年10月からの増税で発表されたキャッシュレス決済のポイント還元。

 

キャッシュレス決済のポイント還元の期間については2020年の6月30日までとされています。

 

キャッシュレス決済のポイント還元について
  • 対象店舗でキャッシュレスで支払った場合はポイント還元
  • 個別店舗は5%還元、フランチャイジーは2%還元
  • ポイント還元の上限はクレジットカードで月1万5000円まで

 

キャッシュレス決済の導入についてはメリットがとても多いですがもちろんデメリットもいくつかあります。

 

サロン経営として考えるならば、振込手数料や決済手数料というのは現金のやり取りではかからないものです。

 

決済から入金までの時間についても問題視されています。

 

このような事から見ても、キャッシュレス決済については慎重に導入の検討をする必要があります。

 

スポンサーリンク

 

・価格表示方法に注意

クマ, バルーン, 昼寝, かわいい, ピンクのバルーン, テディ, 寝熊の

価格表示については、本来であれば総額表示が義務付けられています。

 

これまで特例が認められていましたが、2021年3月31日以降について特例が終了し、税込み表記が必須となります。

 

個人的には今回の増税のタイミングで表記は税込みにするのがいいのかなと思っています。

 

スポンサーリンク

 

・適格請求書保存方式(インボイス方式)について

一覧, アイコンを, シンボル, 紙, 記号, フラット, メモ, フォーム

インボイス方式とは?

 

適格請求書発行事業者登録制度というものができました。

 

そして、この制度に登録した適格請求書発行事業者の発行した適格請求書以外の請求書や領収書では消費税の仕入れ税額控除を受けられないというものです。

 

免税事業者は登録不可となっており、2021年10月1日から申請が開始されます。

 

適格請求書発行事業者のみが交付できるようになっています。

 

スポンサーリンク

 

最後に

ファイナンス, 会計, 貯蓄, 税, 財務アドバイザー, 投資, 税務形態

消費税の増税については、やはりややこしく感じられる方も多いという風によく耳にします。

 

美容室経営においてもお店によってはややこしい部分は確かにあるのかなと感じます。

 

小さな規模で美容室の経営をされている多くの個人オーナーたちも開業当初は経理なんてほぼやってきていなかった人が多いです。

 

「わからないから」

 

「ややこしいから」

 

このような気持ちもありますが、どんぶり勘定ではこれからの時代やっていけないでしょう。

 

税制度のおいては今後も変化が起こることがあると思います。

 

美容師としての技術・スキルはもちろんながら、「経営・人生」このような部分にもスポットを当てることが僕たち個人オーナーには求めれてくることになるかもしれません。

 

今回は以上となります。

 

美容室経営の始め方について、こちらのページから解説していますのでご確認ください。

美容室の経営したい!何から始める?【結論】まずはビジョンを持つ! 

コメント

タイトルとURLをコピーしました