
日々の経理作業にも慣れてきたけど領収証の但し書きはどうするべきなのかな?美容師の衣装代は経費?だよね?
今回はこのような疑問にお答えしていきたいと思います。
✔この記事の内容
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この記事を執筆している僕「peke」は美容室を経営して2年目になり、それなりに勉強して確定申告を行っているつもりです。
そんな僕が確定申告の節税について解説みたいと思います。
美容院の確定申告について
確定申告は2月半ばから3月半ばの期間で設定されます。
税務署のホームページなどからその年の確定申告の期間を確認する必要があります。
ちなみに消費税及び地方消費税は1月頭から3月末までに収める必要があるので要チェックですね。
僕はもう5回ほど確定申告を行っていますが(2019年現在)いつもギリギリに焦っています。
その年の経理の事を踏まえて早めに行うのがベストです、早めに取り組みましょう。
確定申告の全体の流れとしては↓
- 収支のわかる書類の準備
- 売り上げと経費を計算
- 青色決算書or収支内訳書の作成
- 儲けを計算
- 控除(生命保険・扶養家族の収入・国民年金・国民健康保険など)の用紙確認。
- 申告書用紙に記入
- それぞれの数字を記入し税金を計算
- 決算書・申告書作成
- 税務署に提出(郵送・インターネット・直接持っていく)
- 税金を払う
これらがおおまかな流れになります。
僕が初めてフリーランス美容師になり、確定申告をした時は次のように思っていました。

確定申告って何?どうやってやるの?やり方もわからない・・・説明は見たけどめっちゃ難しくない?
このように、とにかく苦手意識がハンパなかったです。
やはりこれも理解が足りなかったからなのだなと感じています。
この悩みについては【美容室】確定申告の準備方法の基本!やり方は難しい?《苦手克服》 👈こちらの記事でも解説していますので、初心者の方はご一読ください。
経費項目や節税ポイントを解説
美容室経営(フリーランス美容師)において「どこまでが経費にできるのか」ということが気になります。
美容室の経費については具体的な詳細が決められているわけでは無いようなのです。
なので、「売り上げを上げるために必要なもの」であれば経費として計上しても問題ないでしょう。
美容室経営(個人であれば美容師として)の業務において説明できるという事が最重要となります。
基本的な例を挙げておくと
- 家賃(店舗)
- 光熱費
- 交通費(通勤)
- 器具・道具
- 通信費(ネット、電話、USEN)
- 雑誌
- 材料費用
以上のようなものは美容室経営において基本的には経費となります。
技術講習などの費用も経費計上して問題ありませんので、領収証を残しておくことをお忘れなく。
領収証の但し書き
確定申告の際、経費の計算をするときに領収証をとっておいて経費の計算をしますよね。
なので、お店で必要なものを購入する際は領収証をもらっておくことが必須になるわけなのですが。
よく「但し書きはどうされますか」などと聞かれることがあります。
このとき、わからないからといって”品物台として”といった記入をすると経費として認められないことがあるようです。
なので、但し書きは最低限でも買ったものが分かるようにしておかなければならないのです。
具体的に記入する必要があるのですが、例としては。
- セミナー参加費として
- 飲食代として
- 書籍代として
- インク代として
このように記入されているとOKですね。
衣装代はどうなるのか
美容師の経費と聞いて気になる所、それは服を「衣装代」として経費にしていいのか?
これについては一般的にグレーゾーンとされています。(基本的には経費として認められないらしい・・・)
なぜグレーなのかといいますと、税務署側から見て「プライベート用」か「仕事用」のみで利用しているのか判断ができないからですね。
僕は仕事用として、洋服を購入するときにはプライベート用と分けるようにしています。
なので、仕事用の服を購入した時だけ領収証を取っておいて「衣装代」として経費に計上しています。
最後に
美容院経営(フリーランス美容師)の確定申告において経費の項目(衣装代など)は最初はよくわかりませんよね。
節税ポイントなどについても初心者はどんどん勉強するべきだなと感じています。
勉強方法については、勉強会に参加したり、本を読んだり、ネット検索したり様々な方法で情報を得ていくのがいいと思います。
裏技的なものもちょくちょく耳にするので有益な情報は僕も教えていただきたいです。
今回は以上となります。
確定申告については【美容室】確定申告の準備方法の基本!やり方は難しい?《苦手克服》 👈こちらの記事でも解説しています。
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