
美容師として勤務しているor美容室を個人で経営しているけど、コロナウイルスに対する国の対策情報ってどのようなものがあるのかな・・・。
今回はこのような疑問について答えていきたいと思います。
✔この記事の内容
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この記事を執筆している僕「peke」は美容室を経営して3年目になります。
そんな僕が2020/4/10現在のコロナウイルスに対する情報について個人的な目線で情報をまとめてみました。
※追記
2020/4/10 福岡の美容室でコロナウイルスの感染が確認されたとの報道がありました。
福岡・豊前市の美容院で新型コロナウイルスの感染者が5人確認され、県は美容院でクラスターが発生した恐れがあるとして詳しく調べている。
出典:FNN
【美容室】新型コロナウイルスの影響は?
新型コロナウイルスの対策として理美容業は休業要請がでませんでした。
「安定的な生活を営む上で必要だ」
命より、健康より、容姿?
疑問に感じている美容師さんや美容室オーナーは少なくないはず・・・。
僕もその中の一人です。
理美容というのお客様に直接接触しますし、少なくとも30分~1時間は至近距離で接客サービスを行うため、濃厚接触であることは間違いありません。
「3密」の要素をここぞと言わんばかりに詰め込んだような業界です。
このような状況の中、臨時休業に踏み切るサロンも増えてきています。
休業というのは僕たち美容師の大切なお客様を守る事にもつながります。
ですが、国から何の保証も受けられないなら休業という選択は自らの首を絞めることになります。
しぶしぶ店を開けるしかない・・・。
店を開けている所は多いですが、国からは緊急事態宣言が出され「不要不急の外出の自粛」が求められてます。
補償対象外の業種からすれば単なる営業妨害と言わざるをえません。
美容室スタッフ間の声としても
「出勤することが怖い」
といった声がかなり多く広がっています。
今後、予想されている影響としては
- 理美容室の売り上げの減少
- 理美容室の倒産
- スタッフの離職
などが予想されています。
休業保障や助成金は「無」
この記事を読んでくださっているあなたは少なくとも国の対策については疑問をお持ちの方だと思います。
理美容業において国は↓
「制限の対象外」
と発表しています・・・。
コロナウイルスの脅威について、国はどこまで国民を守れるでしょうか?
個人的な意見としては。
「休んでも保障も何もないならやるしかない」です。
とはいえ、敏感な理美容師さんもいらっしゃるわけで、日々ウイルス感染の恐怖を感じながら施術を行っておられることでしょう。
僕個人的にも「もしも自分が感染経路になってしまったらどうしよう・・・。」
と、悶々と思いながら営業を続ける日々です。
消毒の徹底や換気が呼びかけられていますが、どこまで意味をなすでしょうか?
ちなみに、スタッフを雇用されている経営者においては休業された場合にスタッフの休業補償である助成金があるようです。
以下、詳細を記載されているサイトを見つけましたので、詳細をご確認ください。
従業員を休ませる美容室経営者の方へ 「雇用調整助成金」で休業手当の最大9割を助成
緊急事態宣言
この記事を読んでくださっているあなたは緊急事態宣言が出されて、「事業の継続が求められる事業者」って知ってましたか?
僕も、最近知ったので記載しておきますね。
以下、事業の継続が求められる事業者です⇩
- 医療体制の維持【病院・薬局・医薬品・医療機器関係】
- 支援が必要な方の保護【介護老人福祉施設・障碍者施設】
- 国民の生活の安定【インフラ・飲食料品関係・生活必需物資供給・食堂・小売り・家庭用品のメンテナンス・生活必需サービス・ごみ処理・冠婚葬祭・メディア】
- 社会安定【金融・物流・運送・国防産業・サービス・治安維持・社会基盤・行政サービス・育児サービス】
この内容をみてどう感じられたでしょうか。
個人的には納得のいく部分も多くあります。
自粛要請も対策の一つとしては有効だと考えています。
ですが、7日に衆参の議院運営委員会の質疑の場で安倍首相は次のように答弁されました。
「民間事業者や個人の個別の損失を直接保証することは現実的ではない」
「補償は行わない」けど「自粛」
これでは、多くの方が自粛には賛同できない状況になる事はいうまでもありません。
保証がないのだから働いてお金を稼ぐしかご飯を食べていく事ができないなどと言うのは言うまでもありません。
緊急事態宣言においては、「感染症対策」ではなく「経済対策」というふうにニュースでとりあげられたりもしていますね。
命と経済(お金)どちらが大切なのかなんて、言うまでもありません。
ネット上の声
緊急事態宣言をうけてネット上では沢山の美容師たちが声を上げています。
きょうごくりゅうさんはサロンを休業して、美容師に向けて発信されています。
次に、MASA美髪チャンネルさんは、リアルな現状が垣間見えます。
これが業界のリアルなんだと思うと恐ろしすぎます・・・。
国の対応はこの状況で適切といえるのかと疑問に感じます。
最後に
今回、コロナウイルスについての記事を書かせていただきました。
僕は、この記事を執筆している最中も明日の営業について悩んでいる所です。
あるニュースでは全国民が休むべきで、行っていい業種のみ発表するのが正しいという意見がありました。
個人的にもそのような気持ちでいっぱいです。
この記事を読んでくださっている美容師さん、美容室オーナーさんの方々の中でも、有益な情報をおお持ちの方がいらっしゃいましたら、コメント欄に記載して頂けると幸いです。
美容業界は非常に厳しい現状にありますが、前を向いて進んでいきましょう。
今回は以上となります。
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